プロローグ7: 泣くのはおやめシンデレラ
悲しみも消える祈り続ければ。
そんなことできない。
もうダメよつらいだけだわ。
たとえつらい時も、信じていれば。
(いえ)もう信じられない。
信じられる者も何もないわ。<映画シンデレラ/ウォルトディズニーより>
モラハラという陰湿ないじめはつらいものですわ。
だって、モラハラはあなたを孤立させ、切り離し、悪評を広め、知識を与えず、曖昧な言葉、前回とは違う指示で翻弄させ、あなたの心を蝕むのですから。
ご紹介した言葉は、シンデレラが継母にいじめられ舞踏会にいくための服をビリビリにされて失意と絶望の中でつぶやいたセリフですわ。
そこからはご存じの通り、グランドマザー・フェアリーが現れ、彼女は王子様と幸せに暮らすんですわね。
モラハラを受けているあなたは(わたくしもですけれど)、今まさに失意の彼女と同じ気持ちでいっぱいでしょう。
私は知っていますわ。
あなたはなぜいじめられるか。
それはあなたが「人を出し抜いて、他人を傷付け、自分だけが良ければいいと思えない、優しいお方」だからこそなんですわ。
モラハラでつけこまれるのは「やさしくて刃向かえない人物」ですから。
あなたがそうされていることは、あなたがやさしいお方であることのまさに証明ですわ。
あなたのやさしさは天性ですわ。
自分が傷付けられても人を傷付けたくはない。
でも自分も傷付けられたくない。
しかし、仕事をやめるには経済的な不安がつきまとう。
宝くじがあたったら、気まぐれな神様が降りてきて「200兆」あげるといわれたら、すぐにでもやめたいのに……。
ねぇ、わたくしもあなたと同じですわ。
あなたはひとりぼっちではないんですわ。
わたくしのまだ知らないこのブログを見ているシンデレラさん、だから泣くのはおやめなさい。
悪いのはあなたの心を意地汚いやりかたで傷付けているあいつですわ!!
わたくしができることはモラハラという事を知っていただき、それが人倫に劣るまったく意地汚いくそっくらえなことだということをお伝えすることです。
ほんとにくそっくらえ!ですわよね。
★プロローグは終わりです★